イライラが止まらない…潜在意識にある「自分への禁止令」に気づくヒント
「どうしてこんなことでイライラしてしまうんだろう」
本当は怒りたいわけじゃないのに、ちょっとした一言や態度に反応してしまう。
あとから冷静になると
「そんなに怒ることじゃなかったのに」と思って、自己嫌悪になってしまうことはありませんか?
感情を抑えようとすればするほど、逆に爆発してしまうこともあったりで…
かく言う私も、このようなこと、実はあります。
で、こういう経験が続くと、
「私ってダメだな…」
「穏やかになりたい…」
と私と同じように感じる方がいるかもしれません。
けれど実は、それは性格の問題とは限らないようなんです。なぜなら、多くの場合、潜在意識の中にある
「自分を縛るルール」
が反応しているだけ、ということが見られるのです。
潜在意識とは?
私たちは生きていく中で、無意識のうちにたくさんのルールを作っています。
たとえば、
・こうしてはいけない
・こうあるべき
・こうしないとダメ
このような、自分の中の「決まりごと」「当たり前」「常識」は、知らず知らず、自分を縛っています。
心理学では、こうしたルールを「禁止令」と呼ぶことがあります。
この記事では、イライラの奥に隠れている「自分への禁止令」に気づくヒントをお伝えします。
キネシオロジーのセッションでも、これに気付いて、
その正体が少し見えてくると、感情との付き合い方が、イライラとの付き合い方や捉え方、どうしてイライラしちゃうのか?がわかり、楽になった方がたくさんいらっしゃいます。
ですから、これを読んでいるあなたも、ほんの少し楽になってくれたらいいなと思って書いてみます。
なぜ「あの人」にイライラするのか
人は、特定の人に対してだけ、強くイライラすることがあります。
でも、その人を見ても、イライラしない人もいれば、とても仲良くしている人もいます。
「みんなは仲良くできるのに…私がおかしいのかも、性格が悪いのかも…」と思うかもしれませんが、これは不思議なことではありません。
その理由の一つに、「あなたが自分に禁止している」ことと関係しているがあります。
「がんばらなければならない」というルールがある場合
「ちゃんと頑張らないといけない」
「努力しなければならない」たとえば、このようなルールを自分に課している場合、どんなに疲れていても、家事でも仕事でも、頑張りつづけてしまったり。
本当は少し休みたいのに、
ゆっくりしていると、なぜか落ち着かなくなったり、休んでいることに罪悪感を感じてしまったり。
この側面には、
「やり続けないと完璧にはならない」
「完璧にしないと、自分に意味がない」
そんな思いが隠れていることがあります。
こうしたルールを持っていると、のんびりしている人や、
力を抜いている人を見ると、
なぜかイライラしてしまうことがあります。
特に、頑張っているお母さんは、子どもがダラダラゲームをしていたりスマホを見ていると…キー!!となってしまうかも…(私のことです(^^;)
本当は自分も休みたいのに、
それを自分に許せないのです。
「弱音を吐いてはいけない」というルールがある場合
「自分でなんでもやらなければいけない」
「自分が我慢すればいい」
そんな思いを強く持っている人もいます。
困っていることがあっても、
誰かに頼るより先に「自分でなんとかしなきゃ」と考えてしまう。
疲れていても、「弱音を吐くのはよくないこと」と思っているので、つい頑張り続けてしまう。
本当は少し助けてほしいと感じていても、その気持ちを外に出すことができません。
そうしているうちに、心の中には小さな我慢が少しずつ積み重なっていきます。
そんな状態で、誰かが「疲れた」「大変だ」と言っているのを聞くと、
「それくらいで、愚痴るなんて!」
「自分だって頑張っているのに」
と、モヤモヤした気持ちが湧いてきて、相手にイライラしてしまうのです。
頭では
「大変なんだろうな」と理解しているつもりでも、心の奥では引っかかるものがあるようです。
自分が自分に許していないことを、その人が自然にやっているから
これらは、相手が悪いというよりも、自分の中に原因があることが多いんです。
本当は、自分も「疲れた」と言っていい。助けてほしいと頼ってもいい。
けれど、それを自分に許していないと、その気持ちは行き場をなくしてしまいます。
その結果、努力しない人や弱音を吐いている人を見ると、
心の奥にある我慢が反応してしまうのです。
ですから、もし、誰かに対して強くイライラしたり、モヤモヤすることがあるとしたら、それは「相手の問題」というより、自分の中にあるルールが反応しているサインかもしれません。
あなたを縛る「代表的な禁止令」
私たちは子どもの頃から、たくさんの価値観やルールを身につけてきました。
それは、
親の言葉だったり、
学校の環境だったり、
社会の空気だったりします。
その中には、自分を守ってくれたものもあります。
しかし、大人になった今、もう不要になっていたり、少し窮屈に感じるものもあるかもしれません。
キネシオロジーのセッションの中でよく見られるものをいくつか紹介します。
休んではいけない
何かしていないと落ち着かない。ゆっくりしていると「怠けている気がする」そのため、のんびりしている人や、ゆっくりと作業をしている人を見るとなぜかイライラしてしまうことがあります。
優秀でなければならない
失敗することに強い抵抗がある。ちゃんとできていない人を見ると、つい厳しく見てしまうことがあります。
これを持っていると、職場でイライラすることが多いかもしれません。
人に迷惑をかけてはいけない
人に頼ることが苦手で、何でも自分で抱え込んでしまう。
誰かに甘えているように見える人にモヤモヤすることもあります。
怒ってはいけない
怒りを感じても表に出さない。もしくは、怒りの感情すら感じていない、という方もいます。
その結果、小さなきっかけで感情が爆発したり、行き場をなくした感情が時に心をつぶしてしまうことがあります。
ワガママを言ってはいけない
いつも周りを優先してしまう方もいます。
自分の意見を言ってはいけないと思っているので、言わないまま、自分の思うことをしてしまい、頑固だ、自分勝手だ、と思われてしまうこともあるようです。
自分の意見をはっきり言う人を見ると、
「ずるい」と感じてしまうこともあります。
禁止令をゆるめる小さな方法
潜在意識のルールは、一瞬で消えるものではありません。
しかし、少しずつ緩めていくことはできます。
まず大切なのは「気づくこと。」
たとえば「あ、今私は『休んじゃダメ』って思ってる」
そんなふうに自分の中のルールに気づくだけでも、その影響は少し弱くなります。
もう一つおすすめなのは、体に意識を向けることです。
深呼吸をして、肩や胸など、緊張している場所に手を当ててみてください。
そして心の中で
「もうそんなに頑張らなくても大丈夫」
「少しゆるめてもいいよ」
と声をかけてみます。
これが結構違ってくるんです。
体はとても正直で、安心すると少しずつ緩んできます。
頭で考えるよりも、体を通して気づくことも、意外と多いと感じています。
イライラは「心からのサイン」
イライラはを感じている時は、どうにかしてこのイライラから解放されたいと思っていると思います。
実際、キネシオロジーのセッションでも、
子どもに、夫に、職場の人にイライラしてしまうんです…
という、お話をたくさんお聞きします。
でも、そのイライラには、必ず意味があり、原因があります。その原因を理解し取り除くことができれば、イライラは減っていくと思います。
イライラやモヤモヤは心からのサインかもしれません。
「自分の中のルールがよくわからない」と感じるときは、
少し違う角度からヒントをもらう方法もあります。
頭で考えるだけでは気づけないことに、ふと気づくこともあるからです。
そんなとき、カードを引いてみるのも一つの方法です。今の自分に必要なメッセージを、静かに受け取る時間になることもあります。
あなたの心の声を、少しだけ立ち止まって聞いてみませんか?


